旅も日常。毎日の健康ごはん
カフェ&バー 骨董茶屋 福行燈(旅館1階)
おまかせ一汁三菜。
骨董茶屋「福行燈(ふくあんどん)」では、調理師免許を持つ館主が主に調理を担当します。
旬の魚、季節の野菜にこだわり、仕入れは近所の足立市場や角上漁場から、お米と味噌は直接買い付けします。
定食、コースメニューともその日の仕入れの時の食材と気分で変えています。
定食はメインを肉、魚から選んでいただき、そのほかは2種類の副菜をご用意しています。
できるだけお野菜も多めに召し上がれるよう、工夫し、例えば
お母さんが野菜の苦手な子どもにも食べやすいようなアレンジした一品もお出しします。
お米
お米は石川県からの直送。
安全安心でおいしいお米を提供することをモットーに、有機質肥料を使用し、農薬の使用をできるだけ控えた栽培を行い、平成12年より石川県エコ農業者の認定を受けた米農家さんから。ここは全水田特別栽培(農薬と化学肥料を通常の半分以下に減らして栽培)を行い、水田の中で豊かな生き物の食物連鎖ができるような稲作を目指されています。
お味噌汁
お味噌の種類も日本酒同様に、郷土色が豊かなもの。甘口、中辛、辛口、米、麦、大豆・・・九州は甘口、東北は辛口。近所のお味噌屋さんで買うのも楽しいが、全国各地を旅しながら旅の思い出としてお土産に持ち帰るのも大きな楽しみ。
骨董茶屋福行燈では、できるだけ無添加の味噌を、味の変化と一緒にお客様と楽しんで共有していきたい。
お魚
福行燈では、毎日その日の食材を見て、献立を考えることにしている。
近所にある「足立市場」や「角上魚類」は、新鮮な旬の魚が仕入れられる。その日のお魚の目だったり、市場に出たての旬の魚だったり、値段だったり、組み合わせを考えて今日の三菜に似合うお魚を選んでいる。
お魚を家で焼かない家庭が増えてきていると聞くけれど、採れたての魚を塩で焼くこと、これだけで最高のご馳走になる。
お野菜
野菜市場は楽しい。赤、青、緑、色とりどりの野菜は目でも楽しく、その日の野菜を選ぶのは、献立を考えるのにインスピレーションを引き出す。
できるだけ三菜には野菜を中心に選ぶ。夕飯のおかずの一品、他2菜はその日の旬を基本に選ぶ。季節を感じる事が目にも楽しく、健康に良いと思う。海外の方にも日本のこれが「家庭料理」というものを味わっていただきたい。
骨董茶屋 福行燈の空間づくり
館主が全国各地を旅する中で買いそろえた骨董の建具を使用しています。
天井には、古民家で使用していた骨董のウサギのすりガラスを、地震などで割れても落ちないように二重の特殊なシールドで覆い、フレームも特注で加工して照明として使用しています。3匹それぞれ違う表情です。
お茶席
館主が全国各地を旅行しながら集めた品々です。
茶席の躙口風のガラス戸は藤棚のすりガラス、天井からは自在の魚は2種類あり、季節によって取り替えています。
ちゃぶ台は経年劣化で歪んでいますが、日本製のちゃぶ台です。火鉢は木製と瀬戸物の2台あり、木製の方は江戸時代くらいから続くものです。
朱塗りの水屋ダンス
昭和9年作製の水屋ダンスは朱塗りで、大きさも珍しいものです。行燈旅館を建てる前購入し、行燈旅館のラウンジの顔ともいえる存在です。
水屋ダンスの上に飾ってある一番左の猫は小樽の骨董品屋さん、犬の土人形は平和島骨董市、右の湯桶は輪島の骨董品屋さんと、旅の思い出と共に骨董品があります。
一枚板のカウンター
骨董空間に映える大きなカウンターは、欅(けやき)の一枚板、PCカウンターはタモ材の一枚板で重厚感があります。
床タイルとカウンター下のタイルは、館主が配色を組み合わせて7日間かけてパターンを制作、その後タイル屋さんに施工してもらった行燈旅館オリジナルです。
貸切利用について
この場所はお茶席として、あるいは様々なイベント、ワークショップが行なわれるフリースペースとして活用していただきたいと思っております。時には三味線のライブ、舞踊など舞台としても使用できます。
ワークショップなどを開催したい方はお電話,メールでご相談ください。
利用時間は応相談とさせていただきます。
行燈旅館 03-3873-8611 ryokan@andon.co.jp